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  • mayumihigashi

ナマケモノのサステナビリティ

この週末に子供を連れて家具屋さんへ学習机を見に行きました。家具は木がたくさん使用されていますので、それぞれの商品に使われている木がどんな木か、どんな拘りを持ってその家具を作っているのかといったアピールがされていました。「今家具業界のサステナビリティはどうなっているのだろう?」と思い、検索をしている間に、ふと”ナマケモノ”のサステナビリティ戦略を知りました。

===サイト①からの引用===

それによると、ナマケモノの排泄は7〜8日に1回。木の根元まで降りてきて、小さな穴を掘って排泄します。なかには葉っぱをかける個体もいるというから、律儀だよね(笑)。


ただ、地上には天敵がたくさんいて、木から降りるのはとても危険なんです。樹上から排泄する動物は珍しくないし、実際、樹上からも排泄できるだろうに……。なぜそんな危険を冒すのかというと、高温多湿のアマゾンでは、木の上から排泄するとあっという間に草木や落ち葉の上で分解されて土が肥えないから。ナマケモノは、自分が暮らす木の根に栄養が届くよう、わざわざ根元に排泄していたんですね。

====サイト①引用終====


===サイト②からの引用===

実はそうすることによって、自分たちを養っている木に、葉を食べて得た栄養価の50%を返しているのだという。熱帯雨林の土壌は、温帯林のそれと違って極めて貧弱であり、一年を通じて高温多湿のため、落ち葉や倒木などはただちにバクテリアや微生物によって分解されてしまい、豊かな土がつくられないそうである。熱帯雨林の木々はその根の尖端の90%が深さ10cm以内にあるとの事。それだけに、ナマケモノの排便習慣は、木々にとっては重要な意味をもつことになる。結果的には自分の食い扶持を自分でまかなっているわけである。

====サイト②引用終====


この話から、我々は自分たちが事業から得たものをちゃんと還元できているだろうか?と考えました。例えば、当社が物流事業で使っている段ボール資材、その仕入れ先である豊通ニューパックの仕入先のレンゴーでは、国産林を8割、海外産林を2割の割合で使用しているそうです。例えば、国産林を育てる事業に対して我々が何かしらの還元をすることは、以前はただの”寄付”でしかなかったものが、今後は”カーボンクレジット”という仕組みによって、GHG削減貢献という形で、サステナビリティに対する価値を循環できる仕組みが出来上がってきています。自分たちの事業を支えてくれているものに着目し、win-winの共存をできる事業や活動に対して還元をしながら、共に成長していくといったことを意識していくことが、当社事業の持続的な成長には必要なのではないかと考えました。

CLプロジェクトを通して、「ナマケモノ」を見習いながら、我々の提供するサービスの新たな成長のあり方を考えていきたいと思います。


サイト①:ナマケモノの排泄行為がすごい! 私たちのビジネススタイルを考えるきっかけに? URL:  https://www.workersresort.com/articles/10129/

サイト②:ナマケモノ URL: https://www.ee-life.net/column/namake.html

写真引用元:かわいくてミステリアス!ナマケモノの驚きの生態を紹介

by 佐藤華奈子 2022.09.02 URL:https://mag.anicom-sompo.co.jp/23094

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